美容整形と整形外科・形成外科について

こんばんは

 
美容外科　形成外科　川崎中央クリニックカウンセラーの松本です。

 
今日で4月も終わりですね。

今回のネタは・・・
『美容整形』と『整形外科・形成外科』について書きたいと思います。

 
『美容整形』という言葉があります。

最近は、『プチ整形』などという言葉も知られるようになり、以前に比べて抵抗なく行う事ができるようになりました。

この『美容整形』がクローズアップされるようになったことで『美容整形』と『整形外科・形成外科』との間で混同が起こるようになってしまったのです。

『整形』というともっぱら『美容整形』のイメージで使われがちですが、本来の意味は違います。

『整形外科とは？』
怪我や病気によって損なわれた身体や運動能力の治療を行う診療です。
骨や関節、筋肉、じん帯、脊髄、神経などの病気、怪我の治療、あるいはリハビリテーションを行うのが主な治療内容です。

『形成外科』が行っているのが、世間一般で言われる『美容整形』に近いです。

 
『形成外科』では体の表面の異常の治療をおもな治療範囲としています。

 
ガン手術後の変形の治療、先天性の異常や外傷による変形の治療などがおもな治療範囲です。

 
乳がんの手術後、切除した乳房を再建したり、火傷の治療、怪我によって生じた痣や顔の歪みの治療なども行われます。

この『形成外科』で使用される技術を美容の分野に応用したのが『美容整形』です。

 
最近では、『美容形成』と言われる機会も増えているのはこの『形成外科』が行う治療範囲だからです。

本来、怪我や病気などで生じた異常に対して行う治療を美容目的で行う為、『美容整形』は保険が適用されません。

『美容整形』とは、どのような診療科目なのか？を把握する為にはまず
『整形外科』と『形成外科』の違いをしっかり把握しておく事が重要になってくると思います。

それでは、今日はこの辺で失礼します！
来月も川崎中央クリニックを宜しくお願い致します。